ソノリティ〜ただひとりの君へ

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はじめに



この小説「ソノリティ」は、既刊本「レプリカ」(新風舎Jamノベルズ、文芸社からも再出版されています)の続編に当たります。
このページの下の方に登場人物紹介を、本編の冒頭に「レプリカ」のあらすじを記しておきますが、できましたら既読されることをお勧めします。
とはいっても、書籍のお値段もバカになりませんからねー。(笑)
興味を持たれたらで結構です。ぜひお手に取ってくださいませ。

お楽しみいただければ幸いです。
それでは、どうぞ〜。


登場人物紹介
瀬那(せな) 本編の主人公。16歳。素のままの人間で、アーティフィシャル・パーツ(義体)を装備する新人類(ネオ・ヒューマン)に対し、神の子――ゴッド・チャイルド(GC)と称される。特殊な存在ゆえ、政府や研究機関から狙われ続けている。
ノア もうひとりの主人公。スーパーコンピュータ「ゼウス」(=レダ)とGCをリンクさせる目的で、政府が用意したアンドロイド。記憶(データ)をいじられ、自分をサイボーグと思い込んだまま瀬那に接近する。
レダ 「ゼウス」のコアとなった少年。科学者である父親の手で、生きたまま脳だけを「ゼウス」に移植された。ノアは、動けなくなったレダの手足となるのを目的に作られた。ノアのオリジナル。自分を裏切ったノアを排除しようとしたのを、瀬那とリオに阻まれ殺される。
ゼウス 国を司るスーパーコンピュータの名称。
リオ 瀬那のクラスメイト。GCの存在を否定する天才児。政府の狙いに反発を覚え、最終的には瀬那に協力し、「ゼウス」のコア(=レダ)の破壊に手を貸した。
聖(ひじり) 瀬那の幼なじみ。ネオ・ヒューマン。瀬那に不用意に近づくノアを疎む。
ミチル 瀬那の妹。ネオ・ヒューマン。
    

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